冥王星惑星降格というニュースに対する様々なリアクションが意図せずして目に入ってくるわけですが、本当にろくでもないリアクションばかりで辟易していました。
しかし、本当に良いリアクションを見ました。
冥王星より
雑誌の見出し:「さよなら冥王星」「追悼・冥王星」「太陽系再編」とか。
別に何一つ天文現象は起こってないのにねぇ。
さすが、檜山正幸さん。
この問題の本質は、単に分類の定義が現状にそぐわなくなったから定義を変えただけで、昨日と変わらない冥王星は相変わらずそこにあるわけです。それなのに、「さよなら冥王星」的な表現はおかしいですよね。
9個の惑星と小惑星帯と彗星が太陽の周りをぐるぐるまわっているだけ……的な古くさい太陽系観をあらためる良い機会なのに……。と遠くから見ながら思ってる素人よりも、もっと素人臭い意見ばかり溢れかえるというのは何なのでしょうね?